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おはようございます。

本日も早朝より1kgの羊毛を洗い染め作業をしております。湿気もなく気持ち良い青空ですね。

ちょうど羊毛洗いをやっていましたので

簡単に糸になるまでの工程をご説明しておこうと思い写真に撮ってみました。
(カメラ戻ってきました!が、設定をちょい間違って状態悪い画像も。お許し下さい)

まずは最初のフリースの状態。
これは羊の毛を刈った後にスカーディングと言って軽くゴミを取ったり使えない部位を除いた
だけの物ですので油ぎっておりますし簡単に言うと動物園の匂いであります。

SDIM1848.jpg


この後、洗いの作業に入ります。毛先の汚れを取り、油分を程よく残すのが大切。
この油分の残し具合が風合いに影響をもたらします。
この後に染色をするかそのまま紡ぐかでも変わってきますが
少〜し油分を感じるぐらいが良いようです。
適温のお湯にモノゲンを入れて一定時間置き、その後優しく洗っていきます。

SDIM1849.jpg

次に綺麗になった羊毛を染める作業に入ります。
僕は色数をかなり使うので何十色も染め分けます。
1色のみで強く染める時もありますし、まだら染めで微妙に混ざり合って彩度が落ちた物にする場合も。

SDIM1850.jpg

この後、荒ほぐしという大事な作業がありますが写真撮り忘れた!
次のカーディングをしやすくするために優しく染色毛をほぐす作業です。
これをしないでいきなりカーディングしてしまうと、せっかくの毛が切れてしまい
紡ぎにも作品にも影響が出てきます。

荒ほぐしが終わったらいよいよカーディングです。より紡ぎ易い状態にする為の作業です。
僕は作品の性質上なるべく手ででやりますが、手回しや電動のドラムカーダーで行なうと楽で早いです。

SDIM1851.jpg

カーディングしたものをいよいよ紡ぎ車で紡いでいきます。
この写真の糸を紡ぐだけでも何時間もかかってしまいますがミニマフラーの経糸にも足りない量です。
今の生産消費文化には全く合わない仕事ですね。
でもやった仕事は必ず等しく返ってきますよ。
機械で出来た糸や布も素晴らしいですし、手で紡いで織った布もまた素晴らしい。
価値は等しくありますが、とても厳しい選別があるものがもの作りだとも言えますね。

SDIM1852.jpg

では今からアイロン掛けして、次作品の整経作業に入ります。
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